玉ねぎから芽が生えた

気がついたら玉ねぎから芽が生えてた。そんな日常を綴ったブログ。

お母さん、台風です。

昨年の今日も、台風が来ていた。

 

天気が悪い中、わたしは病院にいた。

 

親戚のおばさんもお弁当作って持って来てくれて、一緒にエントランスみたいな所で食べた。

 

やっぱり毎日病院に来るのは疲れるねぇ、倒れないようにと栄養ドリンクを貰う。

 

病室に戻り、母と話をした。

 

頭が臭いとか、口臭が臭いと話して、口を磨いてあげた。

 

看護師さんに頭臭いから頭だけでも洗って貰えないか話をしたり。

 

母は意識はしっかりしていて、目がキラッと光っている。

 

寝ていたところを揺さぶり、パチっと目が覚めた母は、私を見ながらこう言った。

 

「あんたの顔見たら安心する」

 

と。

 

何も食事を受けつけず、水を少し飲むくらい。

 

腎臓が機能してないとか、肺に癌が拡がっていて呼吸が困難だとか、癌て何だよと思ってみたり。

 

すると、母の携帯が鳴る。

 

誰かと思ったら昔からの友人の方からだった。

 

どんな様子か、見舞いに行きたいとのこと。

 

直ぐに母にどうする?と聞いたところ、こんな姿見せたくないから断って!とのことだった。

 

相手に伝え、電話を切る。

 

相手からはまた元気な姿で会いましょうね!とのことだった。

 

台風の中、エントランスから外を眺め、いつまで母持つのかな、、、。と思った。

 

父がもうすぐ帰って来るから、それまで持って欲しいなとか。

 

 

その日が、母が生きてる最後のお見舞いの日になった。

 

たまたまこの日、台風で天気悪くなるから先に帰るねと病室を後にした。

 

病院にいる際、いつも母は早く帰れ!と言ってたけど、ホスピスに転院してからは病院と家が近いから、夜遅くても大丈夫だよと話していた。

 

あ、そっか!と母は言ってた。

 

日々、21時まで病院にいた。

母の身体を毎日揉んだりしていたな。

 

18時位に弟が近くまで迎えに来てくれた。

 

お母さん、2018年8月8日も台風が来ているよ。

 

去年と同じだわ。

 

明日はお母さんのほんとの命日だねぇ。

丸一年だよ。

 

丸一年。

 

速い。。

 

速いのか何なのか、、、。

丸一年経ったという、単なる区切りでしかない。

 

色々体験してきてるのは確か。

 

速いと感じるのは、母が亡くなってからずっと自分自信、前に前に何かをしながら進んできた証拠。

 

一生懸命に生きて来たなぁ。